災害時の備えに必要なものは?子育て中のママと家族には何が必要?

子育て悩み
災害時に必要なもの
日本はどこにいても地震などの災害が多い国ですよね。電気、ガス、水道などのいわゆる「ライフライン」が止まった時の備えももちろん大切。普段からどのような備えができるのでしょうか?
こんにちは。ボスキッズのママです。2024年の幕開けは本当に胸が痛くなる出来事が多かったように感じます。実は私自身は関西出身。まさに、阪神大震災を経験した1人。当時、小学校低学年だった私は、どうなっちゃうのだろう?と、こたつの中で余震に怯える日々を過ごしていたのを覚えています。震災当日はかなり大きな揺れを感じました。
震度は5か6。幸いにも直接的な被害としてはお皿が5.6枚割れた程度。当時、両親が共働きだったので、いつも私と弟を泊まり込みで世話しにきてくれていた祖母がいました。その祖母が寝ていた部屋の大きなタンスが倒れていて、畳に穴が空いていたのを、目の当たりにしました。今でもハッキリ覚えています。本当に不幸中の幸いなのですが、震災の日、祖母は帰宅していたのです。もし、家にいたらと考えると今でもゾッとします。
また、大きな被害を受けた神戸に親戚が住んでいました。私の叔父はその親戚達を助けに1人神戸に行ったのを思い出します。神戸の街はとても車も走れる状況ではない位ぐちゃぐちゃだったと話していました。もしかしたら見つからないかもしれない。いろんな思いがよぎったそうです。親戚達は無事見つかり、しばらく祖母の家に避難していました。
私の住んでいた地域は電気と水道は割と早くに復旧しました。ですが、都市ガスだけ、復旧が遅かったのです。都市ガスだった我が家は、なかなかお風呂や温かいご飯にありつけませんでした。学校給食も震災で道がダメになっているのと、ガスが使えないため、震災直後は牛乳だけの給食でした。幸いにも、仲の良かった同級生のお家がプロパンガスだったので、家族全員お風呂に入らせてもらった事を今でも思い出します。その時のお風呂が気持ち良かった事を幼いながら微かな記憶ですが、あります。
そんな事を知らない我が子が学校で阪神大震災の事を知りました。写真で神戸の街の被害やたくさんの方が犠牲になった事を小さいながら大変な事だと思ったそうです。日本はどこでも地震がある国ですよね。でも、「あ、今揺れたよね?」と大人が気づいても、特に小さい子供は「何の事?」と実感を持てない事が多い気がします。私も当時の事を出来る限り話しました。
そして、これを機にいざという時の非常や防災グッズを見直しました。自宅が全壊や火災などしない限りですが、地形的にも、うちは自宅避難になる確率が高いです。小学校や幼稚園も近いし、夫の仕事もかなり近いので、そう言った観点から、自宅で過ごす事を設定しています。
まず、今回の1.1の震災で困っておられるのはトイレと水というのを私はよく目にしました。非常用トイレは用意していましたが、もう一つ買い足しました。後は携帯用トイレも買いました。水は2リットルもありますが、500ミリリットルのケースも買いました。家族以外で困っておられる方などにも分ける事ができますよね。
それと基本的な懐中電灯など電池で動く物に関してです。電池で動く物は全て単三電池にしました。理由はつかなくなった物があった時、使い回しできるからです。単一の懐中電灯しか持っていない。そんな時は100均でも売っている、単一の型をした単三電池で動くスペーサーなども売っています。
今回の1.1震災ではロウソクで灯りをつけていた方が余震でその後、火事になったとニュースで見ました。やはり、懐中電灯いくつかは必須ですね。後は何と言っても子供達がお腹を空かせてはかわいそうです。すぐに食べられる備蓄食や、普段は使わない無洗米も買いました。湯煎OKのポリ袋でお米を炊く方法もあるようなので、これは要練習ですね。あとは赤ちゃんのミルクやオムツが必要な方は普段より少し多い目に買っておいた方が安心ですね。
今回の1.1震災でも話題になっていた、女性の方は生理用品を多めに用意しておいたらいいですね。常用の薬など、細かい事を言うとまだまだ足りないくらいです。ですが、いつもの2.3日を慎重に生活してみると、これがあった方がいい!など家庭によって、違いはありそうですよね。
普段、通販で届く段ボールもすぐに捨てていましたが、こちらも少し取っておきました。段ボールでも布団の下に敷くと暖かい事がわかりました。また、今回の1.1震災でも話題になっているホイッスルです。こちらは私も準備不足でしたが、例えばガレキの下敷になってしまった時。エレベーターに閉じ込められてしまった時。そして、災害時には女性が犯罪に巻き込まれるケースが多いそうです。阪神大震災の時もそうだったようです。なので、犯罪人巻き込まれないためにも、特に女性や子供は準備をしておいた方がよさそうですよね。ホイッスルと聞くと笛?と思うわれる方が多いと思います。ですが、ホイッスルという名前で売られている方が高くて大きな音が出るそうです。100均でも売っているので是非チェックしてみてください。子供達にもホイッスルを使わせてみました。すると実際はまだ肺活量が足りないのか少し小さな音だったように感じます。子供達は要練習ですね。
子供達もわからないながらも、防災の備えをしていると、それなりに興味を持っているようです。めんどくさがらず説明してやると学校で学んできたことと一致していたようです。大人の準備もそうですが、子供の災害に対する準備も大切だと感じました。いま一度、家族で確認する事も大事だと感じました。皆さんはどんな備えをしていますか?
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